(この記事で引用している計算式は艦R百科から引用したものになります。
 気になる方は確認してみると良いと思います)

■空母の編成位置について
空母は砲撃戦時、大鳳改1のスキルを利用しない限り二巡目攻撃は出来ませんし、
夜戦でも攻撃能力はありません。
また、砲撃戦一巡目の編成内の同射程のキャラの攻撃順は原則として後ろからになります。
ですので、高火力で中破すると砲撃戦に参加できなくなる空母は早めに攻撃させるため、
また、夜戦時に夜戦攻撃可能艦の攻撃順を遅らせないため、特に理由がない限りは
編成位置を後ろの方にした方が良いです。


■空母の火力について
2-4やイベント海域がクリアできない等で悩んでいる人が晒している攻略編成を見ると、
空母の火力強化をほとんど行っていないケースをちょくちょく見かけます。
筆者としては、例え後々改造して強化が無駄になることがわかっているキャラであっても、
空母だけはとりあえず火力MAXに強化しておいた方が良い
と考えてますので、
空母の火力について説明したいと思います。

▼開幕航空戦
空母の火力によって各スロットから出撃する艦載機の数が決まります。
出撃数の計算式は 火力/5+3 です。
(航戦や敵の旗艦、飛行場は 火力/10+3 です)
(2016.12.13追記 装備品の火力は含まれません)
制空仕様につきましてはこちらで取り上げていますが、もちろん敵艦隊に与えるダメージも
出撃する艦爆、艦攻の数が多ければ多いほどより高くなります。
開幕航空戦の各艦爆、艦攻の火力計算式は以下の通りです。

航空戦(艦爆)  LN(到達機数 + 1) x 2 x 爆装値 + 25
航空戦(艦攻)  LN(到達機数 + 1) x 2 x 雷撃値 + 25


到達機数とは出撃機から防空撃墜判定時に撃墜された数を引いて、実際に敵艦隊に
攻撃できた機数のことを示します。
例えば制空権を確保(攻撃力係数1.1)して被撃墜数0の場合、

火力20の空母(出撃機数7機)のBTD(爆装+10)の基本攻撃力は74
火力40の空母(出撃機数11機)のBTD(爆装+10)の基本攻撃力は80


となります。
基本攻撃力だけ見ると6しか違いがなさそうですが、色々係数をかけた後の最終ダメージでは
相手によって10以上差が出ることもありますので馬鹿にできない数字になります。

また、敵に空母系がいる場合は火力が低く艦戦の出撃数が少ないと制空状態も悪くなり、
制空優勢以上でプラスされる火力補正が受けられないため、開幕爆撃の効果は低くなります。
もちろん制空状態が悪いということは逆に敵の艦載機の火力にマイナス補正が付けられず、
最悪でプラス補正が付いてしまいますので、自艦隊の被ダメも増えるということになります。
つまり、開幕航空戦における空母の火力は与被ダメ共に関わる非常に重要なステータスなのです。


▼砲撃戦
空母の砲撃戦火力計算式は下記の通りになります。

(火力 + 爆装 x 2 + 雷装) x MAX(0, 1 - 敵対空値 x α / 150) + 35

αの部分は0~1までのランダム値になります。
敵対空値50、αが0~1の場合、

火力40、BTD(爆装+10)x3の空母の基本攻撃力102~135
火力20、BTD(爆装+10)x3の空母の基本攻撃力89~115

 
となります。
こちらも最終的なダメージは10~20違ってきますので、やっぱり火力は重要です。
特に空母は陣形・交戦形態による火力補正を受けず、反航戦・T字不利で
戦艦が火力を発揮できなくても常に100%の火力を出せるところが利点
ですし、
メイン火力艦としてきちんと火力を上げておくことが重要だと思います。
(注意点としては、αの部分のランダム係数による差が非常に大きいので、
 ダメージの幅が結構広い点になります)


■艦爆・艦攻について
まず艦爆と艦攻の違いについてですが、艦攻には艦爆にはない以下の特性があります。

・制空状態による攻撃力係数の影響を受けない
・艦爆の攻撃は対空値によって回避判定、艦攻の攻撃は回避値によって回避判定
(2017.05.08追記 艦爆・艦攻ともに対空値によって回避判定します)
・最終攻撃力算出時、雷撃機係数0.5~1(ランダム)を乗算する
・穿甲係数が艦爆が1に対して艦攻は2
・砲撃戦時、雷装値は爆装値の半分しか火力に足されない


簡単に説明すると、開幕航空戦においては制空権の有無による与ダメージへの影響がなく、
回避値が低い大型の高装甲艦には艦爆よりダメージが入るもののバラツキがあり、
砲撃戦時には火力補正が艦爆に劣るということになります。

艦爆と艦攻の基本攻撃力の計算式については先述の「開幕航空戦」の通りになりますが、
実際のダメージがどうなるかは下記にまとめました。

(最も機会が多いであろう制空優勢時のデータで、到達数11機、雷撃機係数を
 平均の0.75としています)
敵装甲
艦載機 40 60 80 100
BTD(爆装+10) 48 36 26 18
流星(雷装+10) 40 34 28 23

実戦ではランダム係数等他に係数が絡むので目安として見ていただきたいのですが、
敵装甲が上がるにつれてのダメージ減算率は艦攻の方が優秀です。

次に砲撃戦時の基本攻撃力です。
敵対空値50、αが0~1の場合、

火力40、BTD(爆装+10)x3の空母の基本攻撃力102~135
火力40、流星(雷装+10)x3の空母の基本攻撃力82~105


艦爆x3の最低値が艦攻x3の最高値付近になる程の差があります。
これはかなり無視できない差だと思います。

・結論
空母の装備に艦攻と艦爆、どちらが良いかということですが、現状の空母の役割は
まず開幕航空戦で駆逐や軽巡の数を減らし、敵の数を絞ることによって砲撃戦の
最初の味方戦艦の砲撃が敵戦艦を狙う確率を上げること、
砲撃戦時のメイン火力艦として戦艦と共に高装甲高耐久の艦を落とすことだと思います。
その点から考えると、確かに艦攻の開幕航空戦のダメージの平均値は巷で言われるほど
悪くはないのですが、道中からボスマスまでトータルで見れば高装甲低回避の大型艦より
低装甲高回避の艦が多く、また、特に駆逐艦には攻撃を避けられやすく、
大型艦に当てても雷撃機係数で低い値を引くと大したダメージにならない不安定さ、
それらとトレードオフするには代償の大きい砲撃戦時の火力の低さを考えますと、
やはり艦爆を装備するのが無難と考えます。
もちろん状況によっては艦攻の方が良い場合もあるかもしれませんので、資材に余裕があれば
流星を幾つか作っておくのも手ですし、艦攻の特性を忘れないようにしておいた方が良いと思います。
(2016.12.13追記 
 この書き方だと現状艦攻に使い道がないような印象を与えかねませんが、軽空母の対潜用としては
 使えます。ただし、対潜用艦攻(ソードフィッシュMK3等)のような開発できないレア装備を除けば
 TBFの+5が最高値で、低レア開発装備のフルマー(爆装+7 対潜+4) あたりとセットで使った方が
 対潜しつつ昼砲撃力アップできますので、艦爆混ぜると潜水艦が安定して落とせないという
 状況以外は艦爆+艦攻が良いかと思います

(2017.05.08追記
 Ver3.0で艦載機に調整が入り、艦爆を対潜に使うのは非常に厳しくなりましたので、軽空母を
 対潜用に使う時は対潜用と割り切り艦攻を中心に載せ、昼砲撃戦の火力に期待しない
 装備にした方が良いです)